腎不全発覚から2回目の血液検査

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13歳の子が腎不全と分かってから4日後の8/23、いつもの点滴に加え、2回目の血液検査と尿管拡張の経過を診る為に超音波検査をしました。この日は少し具合が良さそうに見えたので、血液検査も尿管の拡張も、そんなに悪化していないのではないかという気持ちで病院へ向かいました。

しかし、どちらの検査結果も思わしくはありませんでした。

腎不全になる以前の愛猫と寄り添うもう1匹の愛猫

※写真は腎不全になる以前のものです。

血液検査の結果 2回目 (8/23)

血液検査の結果 2回目

BUN(尿素窒素)

前回 129.1mg/dl

→ 187.0mg/dl (正常値17.6〜32.8)

Cre(クレアチニン)

前回 11.8mg/dl

→ 18.9mg/dl (正常値0.8〜1.8)

前回の時点でも相当高い数値なのに、さらに数値が上がっていました…。

「少し具合が良さそう」に見えたのは、全くの勘違いでした。少し希望が見えた気がしていたので、この結果はかなりショックでした。


超音波検査の結果

炎症を疑ってステロイドを投薬していたのですが、尿管は前回よりさらに2倍ほど拡張していました。この結果から、尿管の拡張は炎症ではない可能性が濃厚になりました。ただ、「何かが詰まっている」というのは確認できないままでした。

超音波やレントゲンよりもさらに精密な検査ができる「CTスキャン」について先生からお話がありましたが、検査するには麻酔が必要との事でした。麻酔は腎臓に負担がかかる…となると、CTスキャンで検査する事自体リスクが伴うので、これ以上、尿管拡張の原因を突き止めるのは難しいと判断しました。

そして、先生から改めて「手術」についての提案があったのですが…

まずは今の状態で手術に耐えられるのかを検査した上で「手術できる・できない」となるそうなので、手術を希望しても「受けられない」場合もあるとの事でした。

原因がはっきりしないにしても、ステロイドの効果が出ていない以上、手術が一番の解決法なのだと思います。

しかし、今の状態で手術を受けるという事は身体にかかる負担が大きく、リスクが高く感じられるので、「何とかしてあげたい」という気持ちはあるものの、どうしても「手術」という選択はできませんでした。


自宅での点滴に変更

「手術も入院もしない」という話をして、治療は今のまま皮下点滴と投薬を続ける事になりました。しかし、毎日の通院・待ち時間は今の状態の愛猫にとってはかなりの負担がかかっているのでは…と気になり、先生と相談して、自宅で点滴をさせてもらう事になりました。

ネットで調べた時、自宅での点滴をオーナーに許可しない病院もあるという情報も見かけましたが、私の通院しているところはすんなりOKが出ました。上手くできるかどうかは分かりませんが、これで少しでも治療の負担が減れば、少しでも早く元気になってくれるかな…そんな思いがありました。

この日は、先生が輸液パックや管のつなぎ方、背中の皮の持ち方などを簡単にレクチャーしながらの点滴となり、翌日は先生監視のもと、私ひとりで輸液パックをつないで点滴するとこになりました。



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