初めての皮下点滴

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通院の負担を減らす為、先生と相談して自宅で皮下点滴を行う事にしました。

自宅で始める前に、病院にて皮下点滴の指導を受けました。先生に見守られながら、私ひとりで輸液パックと管をつなぎ、背中に針を刺し、輸液を注入する一連の流れを行いました。

輸液のパック

初めての皮下点滴

皮膚に針を刺す…これにはかなりの勇気がいりました。

前日に、模型を使いながら皮膚のつまみ方を教えてもらっていました。「皮膚の下の少し固い弾力のある部分は筋肉なので、針を刺さないように」と…筋肉に刺さるとかなり痛いそうです。

皮膚をつまみ上げるのはそんなに難しくはないのですが、針を刺そうとした瞬間、「筋肉に刺さったらどうしよう…」と考えてしまい、刺すのをためらってしまいました。しかし、ためらう事で痛くしてしまっては可哀想なので、意を決してひと刺し…。針が刺さった瞬間、愛猫が動き出しそうになったので一瞬焦りましたが、針がチクリとしたのに反応しただけだったようで、そのまま大人しく座ってくれました。

そして、順調に点滴…のはずが、管の連結部分の差し込みが緩かったのか途中で外れてしまい、輸液がドバドバと溢れ出し…。慌てていたところ、先生から「とにかくまず栓を閉じれば液の流れが止まるので、後は焦らなくても大丈夫です」と言われ、管の途中にある輸液を流す量を調整する栓を閉じ、連結し直して…無事点滴を終了することができました。

とりあえずひとりで点滴できたものの、かなり不安な気持ちだったのが顔に出ていたようで、先生が「皮下点滴は誰にでもできる事なので、そんなに神経質にならなくて大丈夫ですよ」と言ってくださいました。そう言ってもらえた事で幾分気分は楽になりましたが、やはり「皮膚に針を刺す」というのは怖いです。しかし、通院の負担を考えると、そうも言っていられません。翌日から自宅での点滴をスタートする事にしました。


点滴をすることについて

毎日針を刺されて点滴される…強制給餌と同じく「猫にとってはきっと嫌な事だろうから、続けて良いのだろうか…?」と思う事もありました。ですが、先生のお話や、ネットで調べた時にもあった話ですが、点滴=水分補給によって脱水症状を防いだり、老廃物の排出を促すので体を楽にしてあげられるそうです。それでも「点滴したから楽になった」とは思ってくれないでしょうけど…。

腎不全になる以前の愛猫

※写真は腎不全になる以前のものです。

※我が家の愛猫は本当に大人しく、診察台でも検査でも怒ったり暴れたりする事はありません。点滴も大人しく受けてくれます。そんな大人しい子だから自宅での点滴が可能ですが、これが怒ったり暴れたりするような子だったら…自宅ではなかなか難しかったかもしれません。

無理に延命する事は考えていませんが、状態が悪いからこそ少しでも楽に…その為には点滴は必要なので、可能な限りは続けてあげたいと思っています。




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