「ダイワハウス」の間取り提案と見積もり

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「一条工務店」でショールーム見学やオーナー様お宅訪問していた同じ頃、「ダイワハウス 」の方でも打ち合わせを進めていました。

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1回目の間取り提案と見積もり

前回の打ち合わせで「ダイワハウス 」に伝えた私たちの間取りの希望は、下記のとおりです。

  • インナーガレージ(ビルトインガレージ)★
  • リビングから愛車を眺める★
  • 中庭(インナーコート)★
  • リビング吹き抜け
  • お洒落な家
  • お風呂から中庭を眺めたい★
  • 和室必須
  • 水回りはワンフロアにまとめたい★

※★マークの希望は、必然的に1階に配置されることになります。

希望通りになった?気になる間取りは…

希望通りになったかワクワクしながら打ち合わせに臨んだ私たちに対して、営業さんが遠慮がちに出した図面がこちら。

【1階間取り】

ダイワハウス間取り1階

【2階間取り】

ダイワハウス間取り2階

あれ…希望通りになっている部分と、なっていない部分が…

敷地にはまだ古家が建っていて正確な敷地面積が分からないため、図面の建物の大きさは仮のものということですが…1階部分には希望が収まりきらなかったので、LDKと洗面室(水回り)が2階に配置されています。

やはり、全て希望通りという訳にはいかなかったか…。

私としては「水回りをワンフロアに」という希望が叶っているので良いのですが、旦那さんの「リビングから愛車を眺めたい」「お風呂から中庭を眺めたい」という希望が叶いませんでした。

一応お風呂の窓から外は眺められるのでまだ許容範囲のようですが、「リビングから愛車」というのは車好きの憧れの間取りのようで…旦那さんは諦めきれない様子。

そこで、何とか「リビングから愛車」を実現できないか、もう一度間取りを提案してもらうことにしました。

驚きの見積もり金額

一番最初の見積もりなので、これからの打ち合わせや「お値引き」によって上下するものですが…

「…うっわ!高い!!!」(心の声)

という金額が出ました。

旦那さん的にも高くなる予想はしていましたが、それを上回る金額で、予算をかなりオーバーしていました。

ですが、「高い」理由は「ダイワハウスだから」…だけではありません。

実は下記の理由がありました。

  • インナーガレージ(ビルトインガレージ)だから
  • 中庭を設けたから
  • 「準防火地域」だから
  • 「諸費用」が意外とかかっている

【インナーガレージ(ビルトインガレージ)

ガレージ内にも外壁と同じ素材を使うので、おのずと金額が上がるのだそう…。

しかもメンテナンス作業もできるようにと、ガレージは少しゆとりを持った広さになっています。その分、外壁材をたくさん使っている…と。

確かに、普通の部屋だったら壁紙を使うので、同じ建坪の場合はもっと安くなるはずですよね。

【中庭】

「中庭」でなぜ金額が上がるのかというと、外壁の面積が増えるからです。

中庭見積もりアップの理由

ただの四角い建物であれば使う外壁材が少なくて済みますが、形が複雑な建物は使う外壁材が増えるので金額が上がるとのこと。

「インナーガレージ」を諦めるのは難しいですが、最悪「中庭」は諦めるか…と思いましたが、隣家とのスペースがあまり空いていないので「採光のためにも中庭はあった方が良いですよ」と、営業さん。

確かに、暗い家にはしたくないですね…。

【準防火地域】

ざっくり説明すると、住宅密集地での延焼を防ぐため、防火基準に沿った部材を使って家を建てなくてはいけない…ということだそうです。

具体的には「隣家との境界線から規定範囲以内にある窓は、防火仕様(網入り)や防火シャッターをつけなくてはいけない」といった規定です。

市町村によって多少規定内容が違うかもしれませんが、私たちの建築予定の地域では「(確か)境界線から5m以内は防火仕様」と、営業さんから説明がありました。

敷地はそんなに狭く無いとはいえ、境界線からそんなに空けて建てられるほどの広さはなく…当然、部材は全て「準防火地域」に適した物を使うことになります。そしてこの「準防火地域」に適した物というのが、普通の部材に比べて結構高いのだとか…。

土地を別の場所に変えることはできないので、ここの費用は致し方なしです…。

【諸費用】

詳しいことは、また別の記事でまとめて書きますが、現在建っている古屋の解体費で数百万円(あくまで外観からの見積もり金額)かかっています。他にも手続き的な費用などなど、建物以外のお金も結構かかっています。チリも積もれば…ですね。

手続き的な部分を自分たちでやれば費用がかからないのですが、旦那さん的には「面倒なことは、専門的な人(司法書士さんとか)にやってもらった方が絶対良い」ということで、このあたりの費用も致し方なしです。

とりあえず、「お値引き」を頑張ってもらえることを期待しつつ、打ち合わせは進めることにしました。

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希望の間取りにしたい!自分で設計してみる

希望通りにいかなかった図面を見て、「もうちょっと配置を変えたら、何とかならないかな…」と考えていたら、旦那さんが「簡単に設計図が作れるフリーソフト」を見つけました。

それが「せっけい倶楽部」です。

ー夢のマイホームを自由に設計ー せっけい倶楽部 ※別サイトです。

外観から内装まで素材・色が色々選べるし、作った図面は立体的にも見ることができるので、間取りのイメージがつきやすいです。フリーソフトでこんなに便利なものがあるなんて…。

図面を作るのが面白くて、やり出したら止まりませんでした。

ちなみに、構造的な部分※は無視して間取りを作るので、「せっけい倶楽部」で作った間取りの通りに家が建てられるかどうかはわかりません。

※「ダイワハウス 」だけでは無いと思いますが、外せない構造壁が何箇所か必要になります。

あれこれいじった結果、希望を全て叶えようと思ったらリビングが狭くなることに…。

やはり、1階に入れ込もうとしているボリュームが多すぎるのかもしれません。

「水回りをワンフロアに」を諦める?フロアが別れたらどうなるか考えてみた

旦那さんの希望は極力叶えてあげたいので、私の希望する「水回りワンフロア」を諦める方向で考えてみました。

私の生活が、今まで「水回りワンフロア」だったので「こうでなきゃ!」という思いが強いのかも…と考え、ネットで「水回りが別フロアの場合」について調べてみました。

すると、「寝室と洗面室が同じフロアだと、洗濯物をクローゼットにしまいやすい」という意見をちらほら見かけました。

キッチンと洗面室が近いと料理と洗濯を同時に行う際に便利ですが、洗濯済みのものを別フロアのクローゼットに運ぶのもなかなか面倒な家事です。

洗濯中は別フロアでも放っておける(料理中のように、側にいる必要はない)ので、洗面室が必ずしもキッチンと近くなくても良いのかもしれない…何となく、そんな風に思えるようになってきました。

そこで、営業さんに私たちで考えた「妥協案(+追加希望)」の間取りを送って、次の打ち合わせに反映させてもらうことにしました。

間取りの要望手描き

上が2階、下が1階の間取りです。

間取り提案と見積もり2回目

設計士さん同席、図面はどうなった?

今回の打ち合わせでは、初めて設計士さんが同席しました。

設計士さんというと、何となく「ザ・デザイナー」という感じの人が出てくるのかと思っていたのですが、「ザ・エンジニア」な感じの人でした。

その設計士さんが描いてくれた図面がこちらです。

ダイワハウス設計士手描き間取り

わ!プロのお仕事!

手描きでサラサラ〜っと描いた感じがたまりません。

ガレージの上だけ出ているのが何だかオシャレな雰囲気です。(でも、形が複雑になると、見積もりが上がってしまうのでは…)

実は最初の図面ではどうしても狭い感じがしたので、「奥行き(図で言うと横幅)のマス※を1列増やしてほしい」「バルコニーはいらないので、部屋にして1階より1列増やしてほしい」という要望を追加していました。

※1マス=910mm四方で図面が書かれています。

最初の図面では、下記のマス目で設計されていました。

  • 1階…横12マス×縦6マス
  • 2階…横12マス+バルコニー1マス×縦6マス

これを下記のように増やしています。

  • 1階…横13マス×縦6マス
  • 2階…横14マス(バルコニー無し)×縦6マス

マスを増やした分、ゆとりを持って収まった感じ…かな?

新しい図面の見積もりは…

前回でも十分高かった見積もりが、さらに上がっていました。

前回の打ち合わせで私たちが「高いなぁ」という雰囲気だったのはわかっていたので、営業さんは申し訳なさそうにしていました。

営業さんが悪い訳ではなく、私たちが床面積を増やしたので金額が上がって当然なのですが…上がり幅が予想以上だったので、「面積は元に戻すか…でも狭くなるしな…でも金額が…」というジレンマに陥りました。

ただ、旦那さん的には「鉄骨で建てたい」という憧れがあったので、ここで「ダイワハウス」を検討から外すことはなく、打ち合わせは進めることに。

次の打ち合わせは、営業さんがモデルハウス見学とオーナー様のお宅訪問を予定してくれました。


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