初めての住宅展示場!家づくりの第一歩、ハウスメーカー選び

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本格的に家づくりに向けて動き出したのは2019年ですが、実は2年前の2017年に1件のハウスメーカーを見学&検討していました。

私たち(と言っても、主に旦那さんのですが)理想の家については、こちらの記事をご覧ください。

リビングから愛車を眺める!注文住宅で「インナーガレージ」のある家を建てる

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初めてのハウスメーカー見学、「へーベルハウス」

ヘーベルハウス外観イメージ

こちらは「へーベルハウス」から提案された外観デザインです。

旦那さん※と初めてハウスメーカーを訪れたのは、2017年の初夏でした。

※この時はまだ結婚する前(同棲中)だったので、正確には彼氏です。

何となく「住宅展示場に行ってみようか」という話になり、大阪の「千里住宅公園-ABCハウジング」へ行きました。

私が気になっているハウスメーカーは特に無かったので、旦那さんが「見てみたい」と言った「へーベルハウス」を見学することになりました。

ネットで評判、災害に強い「へーベルハウス」

旦那さんがなぜ「へーベルハウス」を指名したかというと、「ネットで災害に耐えた家が話題になっていたから」というのと、「鉄骨住宅」だからだそうです。

私は知らなかったのですが、「阪神・淡路大震災(1995年)」の大火で焼け残っていたり、「平成27年9月関東・東北豪雨(2015年)」の際の鬼怒川の堤防決壊で、濁流に流されずに残っていたり…といった写真や映像がネットで話題になっていたとか。

確かに、鬼怒川で濁流の中に残っていた家については、テレビで見た覚えがあるような…。

最近は災害へ備える意識が特に高まっているので、私としてもそういう「災害に強い家」は歓迎でした。

「バス見学会」への参加を決める

「すでに土地が決まっている」「パートナー(げんまい)がいる」ということから「本気で家を建てる可能性が高い」と思われたのか、展示場での営業さんはかなり前のめりな雰囲気で話をしてきました。

そこで勧められたのが「バス見学会」

定期的に開催しているそうで、【建築中】【新築(入居済み)】【築数十年】の建物を見学できるという内容です。

【建築中】では構造が確認できるし、【新築】はオーナーさんから「実際に住んでみて断熱性などはどうなのか?」といった感想が聞けます。【築数十年】では、「築年数が経ったらどうなの?」という部分を確認することができます。

参加は無料なので、即決で参加することにしました。

ちなみに「へーベルハウス」の展示場からの帰り際、来場プレゼントで「サランラップ」をいただきました。

「主婦が喜びそうな粗品だからかな?」と思っていたら、「へーベルハウス」は「旭化成ホームズ」の戸建・注文住宅事業で、「旭化成」といえば「サランラップ」。

「へーベルハウス」と「サランラップ」って「旭化成」で繋がっていたんですね。

「バス見学会」で「へーベルハウス」の良さを実感!

当日は何組かの参加者と共に、貸切バスで【建築中】【新築】【築数十年】の建物を見学しました。

【建築中】

壁が建てられて、構造(鉄骨)がわかる状態でした。

「へーベルハウス」では、鉄骨の構造部分に制震フレームやシステム(オイルダンパー)を用いています。地震の時「揺れない=免震」ではなく、「揺れを軽減させる=制振なんですね。建物内では、その構造部分を間近で見せてもらえました。

壁の何箇所かに制振フレームやオイルダンパーが入っていて「何だか地震に強そう」という感じがしました。が、私としては「家が倒壊しなければ何でもよし」と思っていて、この後に予定していた「建った後の家」の方が断然楽しみだったので、制振フレームはサラッと見学しました。

建築中の家の外ではさらに、「へーベルハウス」のウリである外壁・ALCコンクリートの【へーベル】の丈夫さのデモンストレーション(バーナーで炙る)がありました

家の中を見学する前に【へーベル】とその他の外壁材の模型をバーナーで炙り始め、見学が終わった頃(10〜20分後)にそれぞれがどうなっているかという実証実験です。外壁の模型には、外壁材と木製パネルが付いていました。(断熱材も付いていたかもしれませんが、詳細は忘れてしまいました)

【へーベル】は、震災で焼け残っていただけあって、表面は少し焦げ(スス?)が付いているもののバーナーで炙ったくらいでは何ともなっていませんでした。裏面の木製パネルも無事です。しかも、10分以上バーナーで炙っていたのに、【へーベル】は触れるくらいの熱さ(ほんのり温かいくらい)普通の外壁であれば高温になって、とても触れる状態ではないそうです。危ないので触ってはいませんが。

【へーベル】以外の外壁材は、表から見ると外壁材が多少焦げた程度のものでも、裏面の木製パネルがバーナーからの「熱」で焦げていたり※、外壁材自体が焦げてしまってそもそも耐火性がダメだったりしたので、【へーベル】はいかに耐火・耐熱に優れているのかというのがよく分かりました。

※「低温発火(低温着火)」といって、木材は炎だけではなく「熱でも燃える」そうです。

【新築】

私的には「待ってました!」の新築の見学。2軒見学させてもらって、それぞれ築2年・6年ほどでした。

「へーベルハウス」では断熱材をしっかり入れた上で、ウリである外壁【へーベル】の断熱性能も高いので、「夏は涼しく、冬は暖かい」とのこと。

実際に、オーナーさんから「光熱費がほとんどかからなくなった」といったお話もありました。「へーベルハウス」の断熱性能が高く、エアコンをつけることがほとんどなかったのに加え、そこの家では太陽光発電などを備えていた為に発電分で光熱費がほぼまかなえてしまったそうです。

【築数十年】

この日見学させてもらったのは、築30年ちょっとのお家でした。

デザイン的な部分で確かに古さは感じましたが、外観も内部も「ボロくなっている」感じは全くありませんでした。キッチン・ダイニングは10年ほど前にリフォームしたそうで、その辺りは築30年を超えていたら仕方ない部分かなと思いました。

バス見学会をした日、昼間は暑さを感じ始めるような時期でしたが、家の中はクーラー無しでも全く暑く無く、「断熱性は年数が経っていても有効」ということを証明しているようでした。(暑くなかったのは、日当たりなどの立地条件によるものかもしれませんが)

新築の家で断熱性能が高いのは当たり前だと思いますが、築年数が古い家でも「へーベルハウス」はちゃんと断熱性能が高い(衰えない)というのはすごいと思いました。また、築年数が古い家を見学できるという事はなかなか無いと思うので、かなり貴重な体験でした。

「バス見学会」を終えて

「バス見学会」後に営業さんと軽く間取りや資金計画などのヒアリングして、この日は終了。後日、図面を作ってくれることになりました。

この時、旦那さんの「『ヘーベルハウス』で建てようかな」というテンションはかなり上がっていました。

私としては旦那さんが決めればそれに従うつもりだったので、「いいんじゃない?」くらいのテンションでした。

…というか、この時はまだ結婚していなかったので、実は内心「家建てるとかそんな話、結婚もまだなのに進めても良いのかな?」と思っていました。

「バス見学会」は朝9:30〜15:30(途中、昼食休憩あり)と長時間の見学会ですが、内容はかなり充実していてとても面白かったです。「へーベルハウス」を検討されている方には特に参加をオススメします。

見積もり提示。急に現実に戻される

「バス見学会」の後日、千里の展示場で打ち合わせを行いました。

図面と、見積もりと、何と建築模型も作ってきてくれました。まだ図面が確定していないのに…気が早い!(でも、それでまた旦那さんのテンションが上がっていました。)

ヘーベルハウス建築模型

ちなみに、この段階ではガレージはまだ「外」の状態です。この後から、旦那さんは「インナーガレージ(ビルトインガレージ)」の採用を確定します。

車は2台ありますが、現在所有しているのは旦那さんの愛車1台のみ。2台目は、私が免許を取ったら※購入するであろう車の想定です。

※アラフォーで免許持っていないので、今後免許を取得する可能性は極めて低いのですが…。

ガレージ、中庭、リビング吹き抜け。提案されたものは、旦那さんの希望が全て含まれています。あとは見積もりですが…

「…うん、まぁ…これくらいはするよね、鉄骨住宅だし」

と、現実に引き戻されるような金額が提示されました。完全に予算オーバーです。

建物代だけで言うと予算内の金額ですが、その他諸々の費用(古家の解体費など)が思ったよりかかっています。もちろん、予算は前回のヒアリング時に営業さんに伝えています。

旦那さんは、このまま「へーベルハウス」で決定してしまいそうな勢いでしたが、見積もり金額が予算オーバー※なこと、この後愛猫が腎不全になってしまったこともあって、「へーベルハウス」との打ち合わせは中断してしまいました。

※あくまで現段階の見積もりなので、図面や設備の変更、その他いわゆる「お値引き」など今後の打ち合わせで金額が下がることはあるのですが、予算内に収まる可能性は低そうな金額ではありました。

旦那さんの『へーベルハウス熱』、冷める

打ち合わせは中断しましたが、その間、旦那さんの中で「へーベルハウス」で建てるかどうかを考えていたそうです。

検討していくうちに、徐々に「外壁が『ヘーベルハウス』って分かるのがちょっとなぁ…」と思うようになっていったとのこと。

【へーベル】は優れた外壁だと思います。

デザインもカラーも色々あるのですが、外観は全てその【へーベル】で覆われてしまうので、旦那さんはだんだん「外観に面白みが無い」と感じてきたんだそう。

普通の家であれば、サイディングやタイル、木などの素材を組み合わせることが出来ますが、「へーベルハウス」でそれはできません。断熱や強度に優れた【へーベル】以外を使ってしまったら、意味がなくなってしまいますからね。

「人とは違った家を建てたい」と思っていた旦那さん。

構造や性能的な部分には満足していますが、旦那さんは「外観のデザインをもっと色々やりたい」と思っていたようです。

確かに「へーベルハウス」見学後は、住宅街で「あの家、へーベルかな?」と外観で何となく分かるようになりました。外壁の雰囲気が独特なんですよね…。

「へーベルハウス」を辞めた理由

2019年、色々落ち着いたこともあって、「ハウスメーカー選び」が再開しました。

その頃には、旦那さんの中で「へーベルハウス」はハウスメーカー選びの候補から外れてしまいました。

「へーベルハウス」を辞めた理由:
外観デザイン(【へーベル】の外壁)が旦那さんの好みでは無かった

「災害に強い」「鉄骨住宅」というところから「へーベルハウス」が候補に上がりましたが、旦那さんにとってのハウスメーカー選びは、家の「性能」より「お洒落さ」(あくまで旦那さんの好みですが)が重要だったようです。

さて、次のハウスメーカー選びですが、旦那さんの希望で鉄骨住宅の「ダイワハウス」(軽量鉄骨)を見に行くことになりました。


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