「ダイワハウス」と「一条工務店」の見学・打ち合わせを進める中、旦那さんは「もう一つくらい、ハウスメーカーを見ておきたいな」と言っていました。
そして、打ち合わせの為に何度か「千里住宅公園-ABCハウジング」を訪れていた時、ふらりと入ったのが、「ミサワホーム」でした。
スポンサーリンク
「蔵のある家」って何?興味本位で展示場へ
旦那さんは「もう一つくらい見てみたい」と言ったものの、特に指名はありませんでした。
そんな時、「千里住宅公園-ABCハウジング」場内をぶらぶら歩いていて目に止まったのが、「蔵のある家」というポスター。
「蔵って、お屋敷とかにある、アレのこと?」と、興味本位で展示場に入ってみることに。
それが「ミサワホーム」でした。
「吹き抜け?」と思うくらいの天井高!
展示場に入ってまず驚いたのが、リビングの天井の高さ。
吹き抜けではないのですが、すごく天井が高いのです。「ダイワハウス」のリビングが霞んでしまうくらいに…。
その理由は、「蔵」にありました。
言葉で説明するのはちょっと難しいのですが…
リビングのすぐ横に「蔵」と名付けられた高さ1m40cmほどの部屋があります。その「蔵」の真上に普通の天井高の部屋があるので、「蔵」&普通の部屋に隣接したリビングが約3m50cmの天井高になっているのです。
「ミサワホーム」のパンフレットより。展示場のリビングと隣接した「蔵」&真上の部屋はこんな感じでした。
「蔵」という構造に、旦那さん食いつく
天井の高さも心を掴まれましたが、「蔵」という「普通の家に無い構造」に旦那さんは食いつきました。
展示場では「蔵」の上にある部屋がリビングから見える「スキップフロア」になっていて、「これは、普通の家っぽくない。これは面白い」と、旦那さん。
「蔵」の天井の高さは1m10cm〜1m40cmの設定になっているそう。展示場で高さ1m40cmの「蔵」があったので入ってみましたが、私たち夫婦の場合(約160cm・170cm)展示場に置いてあったアウトドアチェアに座って天井に頭が当たらないくらいでした。
身長が高い人にはちょっと厳しいかもしれませんが、「籠り部屋」としても十分使えそうな感じです。
旦那さんの密かな夢、「オーディオルーム」が実現できるかも?
実は旦那さん、「オーディオルームが欲しい」という希望も持っていました。
ただ、限られた敷地と予算の都合と、最優先はインナーガレージ(ビルトインガレージ)ということもあって、「オーディオルーム」の優先順位は限りなく低くなっていました。
「蔵」は天井が低く設定されていて、普通の部屋の扱いではなく、床面積として計算されないそうです。
「敷地に対してこの床面積まで建ててOK」という計算の中に入らないので、床面積の上限の都合で「収納スペースが欲しいけど、これ以上部屋は増やせない」といった場合でも、「蔵」を収納スペースとして増やすことができるのだとか。
そんな感じで、部屋を増やさずに「オーディオルーム」が作れそうだったので、これには旦那さんかなりテンションが上がっていました。
こちらも「ミサワホーム」のパンフレットより。
私たちの場合は1階がガレージになるので、配置的にはこんな家になりそうです。画像の「ガレージ蔵」にあたる部分が、旦那さんの「オーディオルーム」になるかも…?
割とドライな感じの営業さん
「蔵」に食いついた旦那さんに対して、営業さんは「ヘーベルハウス」や「ダイワハウス」と違って、割とドライな感じでした。
というのも、「蔵」という商品が特殊すぎて、お客さんによって好みが分かれるため、あまり積極的に売り込まないのだそう…。
「蔵」があると、天井を高くできたり収納空間が取れたりメリットは色々あるのですが、デメリットもあります。
- 天井が低いため、中での移動が中腰になる
- 「蔵」がある分、1階〜2階への階段の段数が増える
若い時は良くても、高齢になった時には「蔵」の使い勝手が悪くなったり、階段の上り下りが大変になったりする可能性が十分にあります。
実際に「蔵」の中に入ってみて「中腰かぁ…年をとった時にどうかなぁ…」というのは、確かに心配になりました。長く住む家が、そんな構造で良いのかどうか…。
営業さんおすすめの「蔵キャンペーン」
営業さん的には、「蔵」を気にってもらえなかったら売り込んでも仕方ないと思っているので、初めのうちは、あまり積極的に話してくる雰囲気はありませんでした。
しかし、旦那さんが結構本気で「蔵」を気に入ったのがわかると、営業さんがあるチラシを出してきました。
「蔵を気に入ってもらえたのなら、ぜひ」と営業さんが勧めてきたのが“「蔵」で暮らそうキャンペーン”でした。
「蔵」は床面積には含まれませんが、「部屋数」は増えることになるので、単純に施工費が増えます。
このキャンペーンでは、「7月末までの契約で6帖・8月末までの契約で4.5帖までの「蔵」をプレゼント(施工費無料)」となっていました。「ミサワホーム」では今までこの類のキャンペーンはやったことが無いそうです。
「蔵」のある家にするなら、このキャンペーンを利用しない手はありません。
ちなみに、展示場を訪れた時点で7月末の契約は難しい状態だったので、申し込むなら8月末まで…キャンペーン終了まで1ヶ月くらいしかありませんでした。
「ミサワホーム」も検討に入れる!
思いがけず入った「ミサワホーム」が、思いの外旦那さんの好みに合いました。
しかし、「ミサワに決める!」とまではいかず…。
ただ、旦那さんは「蔵キャンペーン」のこともあってか、「ダイワハウス」「一条工務店」「ミサワホーム」3社の中から8月末を期限にハウスメーカーを決めると断言。
とりあえず、今回も他社と同じように間取りの希望を伝えて、図面を作ってもらうことになりました。