「ミサワホーム」の“「蔵」のある家”に、思いの外興味を持った旦那さん。
間取りの希望を伝えて、図面を描いてもらうことになりました。
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「蔵」のある家、間取りの提案1回目
「ダイワハウス」では希望が全て叶わず。
「リビングから愛車を眺める」というのを最優先にしたので、1階LDK・水回りは2階の間取りとなっていました。
こちらは「ダイワハウス」の図面です。下が1階、上が2階の間取りです。
「ダイワハウス」では、間取り提案2回目から設計士さんが同席しましたが、「ミサワホーム」では1回目から同席。
「ミサワホーム」の設計士さん(「ミサワホーム」では、肩書がデザイナーなんだそう)は「ダイワハウス」の設計士さんと違って「ザ・デザイナー」といった雰囲気の人でした。
「蔵」のある家は、どんな間取りになったのか…
※赤線が提案時の図面。青線は、私達の変更希望を聞いた設計士さんが、その場で描き入れたものです。
1階
「B.I.C」がインナーガレージです。真ん中から左はLDK、左端にトイレ・洗面・風呂がまとまっています。
1.5階(「蔵」のある階)
「Void」の部分は1階高天井にあたる部分なので、部屋(蔵)ではありません。この階には、右から「隠蔵」・「蔵」・「備蓄蔵」の3つの蔵があります。
「蔵」は2階へ上がる階段の途中に入り口があり、「蔵」の中から「備蓄蔵」へ入れます。「隠蔵」は2階の廊下から降りて入る「床下収納」のような形で設置されています。
2階
「M.B.R」は主寝室、「C.R」は洋室、「J.R」は和室です。主寝室の左側にはウォークインクローゼットも。左端の消されている部屋は「オーディオルーム」です。
間取りの希望が全部反映されている!
収納スペースがたっぷり(蔵のおかげです)で、オーディオルームまである!
あと手描きの図面が、こちらの方もプロのお仕事でかっこいい!
「ミサワホーム」もまだ仮の敷地面積で描いてもらった図面なのですが、「ダイワハウス」より、希望通りに収まっている…
「何で、両者で違うんだろう?」と思って、後で図面を見比べてみたのですが、「境界線から何cm離して設計しているか」と、奥行き(図面で言うと横幅のマス)が違っていました。
写真では見えにくいかもしれませんが、手描き図面にあるマス目は「1マス=90cm四方」になっています。
「ダイワハウス」1階図面では境界線から1マス(90cm)空けて建物が描かれています。
一方「ミサワホーム」の場合、1階図面の左上のマス上に「600」と書かれているので、上側と左側に関しては境界線から60cm空けて建物が描かれています。(下側に関しては1マスなので90cm空いています)
奥行きのマスに関しても、「ダイワハウス」は13マス、「ミサワホーム」は15マスなので、全体的に「ミサワホーム」の建物の方が大きく描かれていました。
「ダイワハウス」の方が境界線から建物までの距離を多く取っていたのは、鉄骨住宅だからでしょうか…?
何にしても、希望が全て叶っている上に十分な収納スペースのある「ミサワホーム」の図面と、希望は全て叶っていなくて部屋(特にLDK)の広さが確保できない「ダイワハウス」の図面を比べるとなると…
私の中では、「見積もりはまだ出てないけど、ミサワで決めちゃって良いんじゃない?」という気持ちになりました。
旦那さんはというと…
図面にはかなり満足していたものの、見積もりも出ていないし、「ダイワハウス」(鉄骨)もまだ捨てきれないようで、「ミサワで決める!」とまでは行きませんでした。
とりあえず、「ミサワホーム」では希望は全て叶うことが分かったので、部屋数を少し減らしたり配置を変えてもらって、変更後の間取りで見積もりを出してもらうことにしました。
「ベランダ(バルコニー)」、いる?いらない?
「ミサワホーム」で図面を出してもらう前、間取りの希望の話をしていた時に、営業さんから「ベランダはどうします?」と、質問がありました。
なぜ営業さんがベランダのことを聞いてきたかというと…営業さんは「ベランダ(バルコニー)は必要ない派」だったからです。
私としては、「絶対天日干ししたい!」という訳では無かったので、「ベランダを付けたい」といった希望はありませんでした。
また、旦那さんが「浴室乾燥機を付ける」と言っていたので、私は「それなら、外で洗濯物を干すことはないかもなぁ」と思っていました。
(ちなみに、布団は干すのが大変なので「布団乾燥機」を使おうと考えています)
ベランダはどの家にも当たり前のように設置されているので、「あるのが当たり前」のように感じていて深く考えたことが無かったのですが、営業さん曰く「メンテナンスが大変」とのこと。
ベランダやバルコニーは雨風にさらされる場所なので、外壁や屋根と同じように劣化します。
なので、外壁や屋根と同じようにメンテナンス=その為の費用が必要なんですよね…。
私たちが「浴室乾燥機を付ける」という話をしたので、営業さんが「洗濯物を外に干すのを希望しないのであれば、ベランダは無くて良いんじゃないですか?」と提案してきたのです。
ベランダ(バルコニー)の使い道としては、洗濯物干し場や、エアコンの室外機の設置場所。
広さがあればテーブルと椅子を置いて、休日はそこでご飯を食べたり…という事も(実際にやるかどうかは別として)できます。
私たちの場合は中庭があるので、あえてベランダでごはんは食べないですね…。
洗濯物は外に干さないので、私たちがベランダ使うとすれば…室外機の設置くらい?
でも、室外機の設置のためだけに、メンテナンスの手間と費用が増えるベランダはいらないなぁ…。
という事で、私たちの場合は「ベランダ(バルコニー)はいらない」という結論に至りました。
(ちょうどこの後日「ダイワハウス」でも打ち合わせがあったので、そちらの図面にあったバルコニーも無くしてもらいました。)
「ミサワホーム」の家はシンプル過ぎる?
外観にもこだわりたい旦那さん。
「一条工務店」の外観や内装は、旦那さんの「好みではない」ということでしたが、「ミサワホーム」はどうかというと…
「可も無く、不可もなく」といった感じだそう。
旦那さんはいつの間にか「ミサワホーム」の建築実例を調べていて、その中にあった「中庭のある実例」が結構好みだったようで、「ミサワはアリ」と思ったそうです。
「へーベルハウス」や「一条工務店」は外壁が特徴的なので分かりやすいのですが、「ダイワハウス」や「ミサワホーム」は外観にそこまで特徴が無いので、私としてはオシャレかどうかはよく分かりません。
「ミサワホーム」の営業さんも「シンプルなのが特徴」と言っていたくらいです。
(営業さんは、基礎部分とか配管の処理の仕方を見れば、自社か他社か分かるそうですが)
ただ、旦那さん的には「ダイワの方がオシャレ」に見えるそうで、「鉄骨住宅」「オシャレ」という部分で「ダイワがやや優勢」のようでした。
間取りの提案2回目と見積もり
1回目の間取り提案から下記のように部屋数を減らしてもらいました。
- オーディオルームは「蔵」を使うので削除
- 「蔵」は3つもいらないので、「隠蔵」を削除
これを踏まえて、配置も少し変更してもらった図面がこちらです。
1階
1.5階(「蔵」のある階)
2階へ上がる階段の途中に、蔵(紫色で塗られた部屋)への入り口があります。
黄色の「Void」は1階高天井部分です。真ん中はLDの上、右側の小さいのは玄関土間上になります。
2階
今回は外観イメージも出してくれました!
インナーガレージ(ビルトインガレージ)なので、本当はシャッターが付くのですが…イメージ作成のソフトでは付けられない(設定が無い)そうで、普通のガレージになっています。
ちなみに、ガレージに入っている車は、旦那さんの愛車とは別の車種です。(これも設定が無かったので、ダミーで入れたそうです)
外壁サイディングを貼り分けして、オシャレに見えるような提案してくれました。
中庭があるのと、「風呂・洗面室・トイレ」の上(蔵のある階〜2階)の部屋を無くしたので、複雑な形状の建物になっています。
この建物の形は金額が上がってしまいそうな予感…。
…と、出てきた見積もりは…やっぱり予算オーバー…。
この日の打ち合わせで色々検討した結果、さらに部屋を減らすことにしました。
間取り3回目の提案と、気になる見積もり
前回の打ち合わせで、1階・蔵のある階はそのまま、2階の部屋を減らしました。
ということで、図面はこのようになりました。
1階…前回と同じ
1.5階(「蔵」のある階)…前回と同じ
2階…前回より「洋室」を1部屋だけに
ずいぶんコンパクトな2階になりました。
2階の部屋が減った分、外観も変わりました。
正面からの見た目は、ほぼ変わっていません。(2階左側面、一番手前の窓が、なぜか前回から小さくなりましたが…)
ですが、横から見ると…
スッキリしました!
前回と並べると、こんな感じです。
部屋を減らして、外観もスッキリしたので、結構金額が下げられたのでは?
…と、出てきた見積もりは…予算オーバー変わらず!
でも、「ダイワハウス」よりは安い!
「鉄骨」か「木造」かで、元々2社の間で金額差があるのだと思いますが…
「ミサワホーム」は部屋数が十分で、希望通りの間取りで、見積もりが(「ダイワハウス」と比べれば)安い。
ここから「お値引き」もあるだろうし、「蔵キャンペーン」の値引きもある。
もう、「ミサワホーム」で良いんじゃないかな…
と、私は思いましたが、この段階ではまだ「一条工務店」の「グラン・メゾン」を見学していません。
旦那さんは、「グラン・メゾン」を見て、3社の最終見積もりが揃ってから決めたい…とのことで、「8月末に結論を出す」という気持ちは変わらずでした。