愛猫が腎不全とわかるまで

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病院へ連れて行ったきっかけは、急にフードを食べなくなったからでした。

最初の1日は「ご飯に飽きたのかな…」と思い、様子を見る事にしました。実は13歳の子は尿路結石症の為、療法食のフードしか与える事ができませんでした。過去にも数回、そのフードを食べなくなった事があったのですが、その時は1日ほどするとまた食べるようになったので、今回も同じパターンかと思っていました。しかし、1日を過ぎても一行に食べる気配が無く…。療法食のウェットフード(ドライよりも食いつきが良い)や、もう1匹の普通のドライフード(療法食より絶対美味しい)も与えてみたのですが、近寄って来ても口にする事はありませんでした。

2日も食べないと流石に変だと思い、とりあえず病院に連れて行く事にしました。

腎不全になる前の愛猫

※画像は腎不全になる以前のものです。

 

血液検査の結果 1回目 (8/19)

先生に経緯を説明し、とりあえず血液検査をする事になりました。

その結果は…

BUN(尿素窒素)

129.1mg/dl (正常値17.6〜32.8)

Cre(クレアチニン)

11.8 mg/dl(正常値0.8〜1.8)

上記の数値が異常に高い事から、先生より「腎不全」との説明がありました。しかも、腎臓の機能がすでに75%も機能していない(残り25%で頑張るしかない)、一度機能しなくなったら元に戻せない、当院で量れる値の限界値に近い数値(つまり、検査結果は相当に悪い)と…。

あまりに急な事で、事の重大さを実感できませんでした。ご飯を食べなくなる前までは、いつもと変わらない様子だったのに…。しかし、先生と話すうちに、「前兆」に思い当たる事があったのを思い出しました。

前兆はあった

愛猫2匹は、家の2階の1部屋を専用の部屋にして過ごしていました。移動する場所がそんなにないので、水入れは部屋に1つだけ置いていました。その水が、ある時結構減りが早いなと思う事があり、それは数日続きました。夏場だし、2匹で飲んでるから…と思い、そこまで深刻には考えませんでした。当然、おしっこも増えていたと思うのですが、トイレも1つのみ設置していたので、どちらがどれだけ出しているかは気にしていませんでした。13歳の子が尿路結石症があった為、血尿が出ていないかのみ気をつけていました。

そして、食べなくなった日の前日。仕事から帰ると、あちこちで嘔吐した跡がありました。フードは半分以上消化している状態だったので、どちらの子が吐いたものかは分からず。フード以外も、胃液と思われるものも吐いた後があり「今回は随分あちこちで吐いてるな…」と若干気にはなったものの、その後どちらの子も何度も吐いたりといった姿がなかったので「一時的なものだったのかな」と、いつもの嘔吐(毛玉を吐いたりなど)と同じ感じだと思ってしまいました。

多飲多尿」も「嘔吐」も腎不全の典型的な症状でした。本か何かで『こんな症状があれば病気の疑いがある』と読んだ気もするのですが、いざその症状を見てもまったくピンときていませんでした。あの時、「異常」という事に気づいて、少しでも早く病院へ連れて行っていれば…。悔やんでも、あの時にはもう戻れません。

治療というより対処療法

壊れた腎臓の機能は回復しません。つまり、悪化の進行を遅らせるしかありません。

「しばらくは、毎日点滴(皮下点滴)に来てください」と先生。劇的に良くなる事はなくても、適切な処置によって今よりは元気になる…。そう信じていましたが、家に帰り猫の腎不全について色々調べるていると、じわじわと、先生の言っていた「非常に数値が悪い」という意味が理解できました。つまり、「もうすぐこの子は、場合によっては死んでしまうかもしれない」という現実です。人よりも寿命が短い事は分かっていましたが、まだまだ元気そうだったので、何となく、いつまでも一緒に居られる気がしていたので余計にショックでした。




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