ミニマリストの方々のブログを読んでいると、仕事服や私服の「制服化」の記事を見かけますが、実は私も仕事服を「制服化」しました※。実際やってみると、私にとってはメリットが多かったので、ご紹介します。
※私の場合の制服化は、「少ないアイテムでコーディネートを楽しむ制服化」ではありません。コーディネートの紹介はありませんので、予めご了承ください。
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職場は「固めのオフィスカジュアル」
まず、私の職場の服装規定について。私はデザイナーの仕事をしているのですが、会社はデザイン会社ではないのと企業イメージにより、「固めのオフィスカジュアル」となっています。(入社時の話では、軽く「オフィスカジュアルで」と言われただけなのですが…)
結婚指輪以外の指輪やピアスNG、ヘアカラーの指定、ジャケットやパンプスの色指定、ネイルカラーの指定、トップスの色柄の指定…等々。正直、「カジュアル」の要素はほぼありません。会社支給の制服はないので、あくまで私服で用意しなくてはいけません。
私の、元々好きだった服がSM2(サマンサ モスモス)などのふんわり・ナチュラル・ガーリーな雰囲気のものだった為、この「固めのオフィスカジュアル」に使えそうな服はありませんでした。仕事でしか着ない服を買うのはもったいなかったので(ジャケットやパンプスは仕方ありませんが)、入社当時はオン・オフ使えそうなちょっとキレイ目な(シフォン素材のふんわり系)服を買い足していました。
「制服化」のきっかけは「骨格診断」
骨格診断を受けて、私は「ストレートタイプ」だという事がわかりました。
骨格診断を受けた時の記事はこちら↓
とりあえず、「ふんわり系」の服はスタイルアップしないと分かったので、手持ちの服全体を見直す事にしました。その際、骨格ストレートは「テーラードジャケット」「タイトスカート」が似合うという事だったので、「仕事の服はスーツを買って制服化してしまおう。」と思い至りました。
服装規定に沿うジャケットやボトムスをわざわざ探して買うより、スーツを買ってしまった方が手っ取り早いと思ったのです。
ちなみに、ジャケットに関してはユニクロで買ったジャージ素材のジャケットを使っていましたが、骨格ストレートはハリの無い素材はスタイルアップしない(ちょっとだらしなく見える)と分かったので、買い直す事にしました。
スーツを買って仕事服を制服化
仕事服は普通のスーツを購入してトップスだけを変える「制服化」にする事にしました。
トップスが変わるだけなので、「コーディネートを楽しむ」といった事は一切無く、端から見れば全くつまらないかもしれません。(そもそも、私の毎日の服装をチェックしている人はいないと思うので、私自身は特に気にしていませんが)
しかし、「毎朝何も考えずに、そこにあるトップスを着るだけ」なので非常に楽です。
「制服化」のアイテム
春・夏
- 春・夏用スーツ1着(グレー)
- 長袖シャツ2枚(ピンクストライプ&ホワイト)
- VネックTシャツ半袖2枚(ホワイト&ネイビー)
秋・冬
- 秋・冬用スーツ1着(ネイビー)
- 長袖シャツ2枚(春・夏と同じもの)
- リブハイネックTシャツ長袖2枚(グレー&ネイビー)
- コットンカシミヤリブセーター1枚(ホワイト)
スーツはウォッシャブルのものを購入し、連休などの時に洗っていて、洗い替えの分は用意していないので1着です。営業職ではないので、複数は必要としていません。
トップスは、私の場合、洗濯頻度から4枚は必要です。長袖シャツは完全に仕事用で、夏場は袖を折って五分丈にして着ています…が、やはり暑いので、今年は半袖のシャツを購入しようか悩んでいます。※
※基本はデスクワークなのですが、仕事上お客様の前に出る時もあり、そういう時用にシャツを用意しています。
VネックTシャツやリブハイネックTシャツなどは、オフでも着ています。
カラーバリエーションはもう少し「スプリングカラー」のモノが欲しいところなのですが、商品として無かったので、かなり地味なコーディネートになっています。
骨格ストレートタイプならユニクロのシャツがおすすめ
仕事服を制服化する際、ユニクロで「たまたま安くなっていたから」という理由で購入したシャツ(ピンクのピンストライプ)が、思いの他使いやすかったので紹介したいと思います。
スーピマコットンストレッチシャツ
このシャツのオススメのポイントは下記のとおりです。
- ちょっとストレッチが効いている柔らかい素材で、とても着やすい
- 洗濯脱水後でもそんなにシワくちゃにならず、軽くアイロンをあてるだけでシワが伸びる
- シワが付きにくい為、かっちりとした印象になる(骨格ストレート向き)
購入したのはジャストサイズのSなので、冬場にヒートテックを着ていると少しピタッとする感じなのですが、ストレッチがあるお陰で動いた時でも窮屈な感じはしません。
以前持っていた普通の綿素材のシャツに比べてすぐにシワが伸びるので、アイロンがけが格段に楽になりました。アイロンをかけなければ少しくたっとした感じになってラフな着方もできるかもしれませんが、私は骨格ストレートタイプなのでアイロンをあててシワのないようにして着ています。
また、シワが付きにくいので(袖はどうしてもシワになりますが)、1日経ってもくたびれ感はありません。
そして、このシャツの使い心地が良かったので追加購入しようと、ユニクロのオンラインストアを見ていたところ…オンラインストア限定でフライフロントのスーピマコットンストレッチシャツが売られているのを発見しました。
フライフロントといえば、アダムエロペの白シャツを、素材感が合わない事から手離した、あのデザインです。もちろん、細かい部分のデザインなどはアダムエロペとは違いますが、フライフロントのシャツは、素材感が合うものが見つかれば購入したいと思っていたデザインなので、即購入決定でした。
ユニクロサイトのレビューでも書いてあったのですが、以前購入したピンクのシャツの後ろ身頃にはダーツが入っているのですが、フライフロントの方にはダーツがありません。
もしかすると後ろや横からのシルエットが、ややゆるく見えるのかもしれませんが、シャツ自体がオーバーサイズの作りではないので、私はそこまで気になりませんでした。
(「やっぱりダーツが欲しい」と思ったら、ピンクシャツを参考にミシンで縫えばいいや…と思っています。)
フライフロントのデザインはリピートすると思うので、ぜひ店頭でも取り扱って欲しいです。
着画ではないので、そこまでシルエットの違いは分かりませんが…。ダーツが無いので、フライフロントの方がアイロンをあてるのはわずかに楽です。
洗濯脱水後の状態で、細かいシワがあります。私は脱水後の湿った状態でアイロンをあてるのですが(霧吹きいらずで楽な為)、すぐにシワが伸びるので何度も往復してアイロンをあてる必要はありません。
「制服化」して感じた事
制服化した頃は、「スーツを着ておけば、服装について会社から何もいわれないだろう※」という事と、手持ちの服を減らしてスッキリ暮らしたいという思いがありました。
※基本が「オフィスカジュアル」なので「これくらいならOKだろう」と思っても、会社側からNGが出る事が度々あり、OKラインを探るより確実にOKなところを目指しました。
そして、制服化の生活を続けていくうちに、朝のバタバタした時間に「考えなくてよい事」がひとつできただけでも、気持ちに余裕ができたのを感じました。
また、愛猫が腎不全になってしまって気持ちに余裕が無くなった時に、私の中で「仕事着のコーディネートなんて本当にどうでもよい事」という思いになりましたが、制服化していた事で「ここにある服を着ておけば問題ない」という状況ができていたのは、余裕が無い中でもわずかなゆとりになりました。
私の場合の制服化は、少ないアイテムでコーディネートを楽しむような「お洒落」の要素は全くありませんが、お洒落をする事自体は嫌いではありません。
お洒落する事によって誰かに褒められたりしたらとても嬉しいと思うし、日々のモチベーションに繋がります。ですが、職場は服装規定が細かいので、お洒落を楽しむには難しい環境です。
私の場合、「どうしてもお洒落がしたい!!」というより「日々を楽にして、集中したい事に意識を向けたい」という考えなので「お洒落するのは職場じゃなくていいや」と思うようになりました。
平日の服装は何も考えず何も拘らず、休日に思う存分好きな服装が出来れば、満足するようになったのです。
制服化のメリット(げんまいの場合)
- 朝、気持ちに余裕ができた(コーディネートを考えなくてよい)
- 服の数を減らせた(買い替えもトップスのみでOK)
- スーツは骨格ストレートタイプがスタイルアップするのに最適
- 「考えなくてよい事」ができた事で、別の事に集中する余裕ができた
よく紹介されている「制服化」と私の場合(スーツ中心)ではちょっと違いますが、制服化のメリットとしては共通する部分が多いのではないかと思います。もちろん、私服の制服化でも共通する部分があると思います。
「制服化」を考えている方の参考になりましたら幸いです。
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