食欲回復後の血液検査と愛猫の様子

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焼き魚をあげたのをきっかけに、愛猫が自分でごはんを食べられるようになって1週間が経ちました。腎臓への負担を気にしつつ、今は「とにかく食べてもらう」事を優先して、食いつきの良い白身魚や鶏ペーストをあげていました。そして先日、前回から2週間空けての検査に行ってきました。

過去の検査結果はこちら↓

血液検査の結果 1回目(8/19)

血液検査の結果 2回目(8/23)

血液検査の結果 3回目(8/28)

血液検査の結果 4回目(9/2)〜8回目(9/30)

血液検査の結果 9回目(10/7)

血液検査の結果 10回目(10/15)

血液検査の結果 11回目(10/21)

血液検査の結果 12回目(10/31)

血液検査の結果 13回目(11/13)



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血液検査の結果 14回目(11/27)

血液検査の結果 14回目1

BUN(尿素窒素)
→ ここ数回の検査で正常値内だったので検査ナシ
Cre(クレアチニン)
前回 2.9mg/dl
→ 3.3mg/dl (正常値0.8〜1.8)

前回までは少しずつ下がっていたCreですが、今回は上がってしまいました。正常値まで、もう少しだったのに…。

カリウム
前回 3.9mEq/l
→ 3.4mEq/l (正常値3.4〜4.6)
リン
前回 6.8mg/dl
→ 4.9mg/dl (正常値2.6〜6.0)

カリウムは、点滴に入れている分に加えて、食事ができるようになったので増えているかと思ったのですが…意外と増えていませんでした。逆に減っています。腎臓が上手く働かないと、必要なカリウムを排出してしまうそうです。カリウムの投与は引き続き行います。

リンに関しては、腎臓に配慮したフードではない魚や鶏肉をあげていたので、数値が上がっているのではないかと心配していましたが、正常値内に収まっていました。魚と一緒ならイパキチンも気にせず食べてくれていたので、それが効いたのでしょうか…。

カルシウム
→ 12.2mg/dl (正常値8.8〜11.9)

今回初めて検査してもらったカルシウムですが、ここの数値が高いのが先生としては「少し気になる」という事でした。腎不全で主に検査するのはBUNやCreです。それらの数値は腎不全と判断される最初のステージでは高い数値が出て、適切な処置などで下がりはしますが、それに反してカルシウムの数値がどんどん上がっている場合は「次のステージ」へ進行している可能性があるのだそうです。今回初めて検査したので、腎不全が進行しているのかは判断はできないそうですが、今後注意が必要のようです。一度機能しなくなった腎臓は元には戻りません。なるべく、今残っている部分へ負担をかけないようにしたいと思ってはいますが…。

HCT(ヘマトクリット)
前回 27.2%
→ 23.2% (正常値30.3〜53.1)

前回から、ホルモン投与の間隔を「1週間に1回」から「10日に1回」に変更したのですが、数値が下がってしまいました。数値が下がるという事は、貧血が進むという事なのですが、今の所はまだ貧血の症状は現れていません。腎臓の機能が低下しているので、やはりホルモン剤の助けが無いと、十分な量の血液を作るのが難しいようです。RETIC(赤血球の赤ちゃんの量を示す数値)も、ホルモン治療を始めた頃は投与頻度も高かったので「高値(基準値以上)」と出ていましたが、ここ数回は投与頻度を下げた為「標準」内で、今回は「標準」でも「低値」に近い数値でした。

血液検査の結果 14回目2

グラフの3分割左側が「低値」の範囲になります。

一応、まだ「標準」内ではありますが、HCTも下がっているので、先生からホルモン剤の投与間隔を「1週間に1回」に戻すかどうかを聞かれましたが…。以前に話を聞きましたが、「ホルモン治療は20%を切ってから」という事だったので、今回は「10日に1回」を続ける事にしました。先生も、今どうしても「1週間に1回」に戻す必要は無いと言っていましたし、何より、後々ホルモン治療が効かなくなる事を考えると、「今は必要最低限の投与に押さえたい」という思いがあります。

食欲が無かった為に服用を続けていたステロイドですが、魚を食べ始めた時点で私の判断で服用を止めました。その事を伝えると、先生も「使用を減らして行きたい(最終的には使用しない)」と以前から言っていましたので、一旦ステロイドの服用は終了する事になりました。


胆のう(胆泥)のその後

超音波検査で、胆のうの様子も診てもらいましたが、まだドロドロとしたものが残っているとの事でした。超音波検査では臓器の様子を一方向からしか確認できないので(色んな角度から診てくれていますが)、「胆のうの中にどのくらいの量のドロドロがあるのかは、(角度によって見えたり、見えなかったりするので)はっきり分からない。前回より増えている様子はないけれど、まだドロドロが残っている」そうです。薬は引き続き服用する事になりました。

ちなみに「胆のうを動かして泥を押し出す」作用のある薬ですが、それ専用の薬という訳ではなく、抗生物質を「胆のうを動かす量」に調整(分割)しているのだそうです。処方してもらっているのは「エリスロシン」という抗生物質です。1つの錠剤を分割すると、1回分の量がごく少量の為に「22日分」できてしまうそうです。前回の検査で2週間分(1日2回服用)を出してもらったと思っていたのですが、検査の日になっても薬がまだまだ残っていて「ちゃんとあげているのに何でこんなに残っているんだろう?」と思っていて、うっかりあげ忘れていた時があったのかと思っていましたが、違いました。次回、2週間後の検査までの分は残っていないので、今回も22日分出してもらいましたが…明細をよく見ると、「分包料」だけで¥1,300ほどかかっていましたね…。(22日分なので44包分の料金)



尿管の拡張のその後

一時はどうなるのかと思っていた尿管の拡張ですが、ここ最近は収まっています。先生も「今の状態であれば特に問題ない」という事でした。特に対処できる事が無かっただけに、収まってくれて安心しました。



気になる体重は…

自分でごはんが食べられるようになった愛猫。魚であれば、残さずキレイに食べるほど、良い食べっぷりです。食べれるようになったと言っても、まだ1週間ほどしか経っていません。見た目は特に変わってはいませんが、背骨の節を触った時のゴツゴツ感が、わずかに違っている(少し肉が付いた?)気がしましたが…3.18kgに増えていました。前回の検査から約400gほどの増加です。

強制給餌をしていた時は、愛猫自身が積極的に食べようとしてくれなかった(飲み込もうとしない)ので、量をたべさせるのが本当に大変でした。食いつきの良いとされるフードを匂わせてみても、全く興味を示さず。強制給餌で思うように食べさせてあげる事ができず、どんどん痩せていってしまったので、「血液検査の結果が良くなっても、このままだといずれ栄養失調で死んでしまうのでは…」と不安になった事もありました。今は、愛猫からごはんを催促してくるくらいの食欲です。この調子で食べてくれれば、何とか体重を戻せそうなので、心底ほっとしました。

魚や鶏肉以外の、腎臓に配慮されたフードも試しているので、またまとめたものを記事にしたいと思います。



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