災害対策に無印良品の「手回し充電ラジオ」を購入しました

※当サイトは記事の中にアフィリエイト広告を使用しております。

2019年3月15日〜4月1日の間で、「無印良品週間」が開催されています。(ネットストアは4月2日午前10時まで)

ちょうど無印良品の「手回し充電ラジオ(税込6,990円)」の購入を考えていたところだったので、思いがけずお得に購入(無印良品メンバーは10%OFFの税込6,291円)できました。災害への備えだけで無く、普段使いにもできる商品なので、ご紹介したいと思います。

【無印良品】手回し充電ラジオ(型番:MJ-RP1)

昨年の台風で停電を経験し、「これは必要だ」と心底感じた「手回し充電ラジオ」。どうせなら災害時だけでなく、普段から使えるもの(おしゃれなもの)が良いな…と思って候補に上がっていたのが、無印良品の「手回し充電ラジオ」でした。

無印良品の手回し充電ラジオ

◆機能は「手回し充電」と「ラジオ」の2つだけ

避難袋のセットに入っていた「手回し充電ラジオ」(壊れていたので手放し済み)には、「ライト」と「サイレン」も付いていましたが、無印良品のものは「手回し充電」と「ラジオ」しかありません。

災害時のことを考えると、確かに「ライト」や「サイレン」などの機能があった方が良いと思ったのですが…「普段使いするので、おしゃれなモノが良い」という基準で選んでいるので、機能が少ない点は妥協しました。


◆携帯/スマホへの充電は「手回し」のみ

無印良品の「手回し充電ラジオは」乾電池から携帯/スマホに充電できないのですが、私は特に気になりませんでした。乾電池から充電できたら手回しより楽に充電できそうですが、災害時には乾電池が手に入らなくなります。そうなれば、どの道手回しで充電しないといけなくなるので、元から乾電池はあてにするつもりはありませんでした。


◆「ワイドFM」に対応している

無印のネットストアで「手回し充電ラジオ」の説明の中に「ワイドFM対応」の後に「AM波は受信できません」との一文があったので、てっきりAMが聴けないのかと思いましたが…「ワイドFM」というのが、「FM電波でAM放送が聴ける」というものみたいです。

「災害時に必要なAMが聴けないのなら、買うのやめようかな…」思っていたら、この手回しラジオを紹介していたブログ記事(下記)で「AMが聴けないということではない」との説明を見つけました。

●the_blog (別サイトになります)

手回し充電ラジオ: MUJI 無印良品 MJ-RR1

ワイドFMに対応しているなら、「災害時でも十分使えるラジオ」と考えて良いと思います。


◆見た目

手回しのハンドルは折り畳むと「四角柱」にすっきり収まります。電源や音量ボタンも天面に配置されているので、普通に置いている状態では「スピーカーだけ」に見えます。このシンプルなデザインは「さすが無印!」です。

手回し充電ラジオ裏面



◆作り

ハンドルはある程度の長さがあるので、しっかり握ることができます。また、ハンドル部分は滑らかな角になっているので、握った時に「角が当たって痛い」ということはありません。

手回し充電ラジオの充電ハンドル

回転する部分の作りも安定感があり、回していても「すぐに壊れそう」といった感じはありません。

充電ハンドルのアップ

USB端子(Aタイプ端子)はスライド式のフタが付いていて、ホコリが入ら無いようになっています。しかもバネが仕込んであるのか、スライドは勝手に閉まるようになっています。スマートな作りです。

USB端子のアップ

USB端子の横には、イヤホンの端子(3.5mmミニプラグ対応)があります。



大きさ、重さを比較してみました

手回しラジオを持ってみた第一印象は、「大き過ぎず、重すぎず」といった感じでした。

無印良品の「手回し充電ラジオ」は持ち歩き用ではないと思いますが、「これくらいなら持ち歩けそう…?」と思ったので、ペットボトル(550ml)/サーモス(500ml)と比較してみました。

サーモス、ペットボトル、手回し充電ラジオ


◆大きさ

サーモスやペットボトルに比べると、高さは2割ほど低く、「胴回り」はペットボトル/サーモスと変わらない印象です。特別コンパクトさは感じませんが、ペットボトル・サーモスより小さいので、持ち歩きもできる大きさだと思います。


◆重さ

手回しラジオはアルカリ単4を3本使用なのですが、家に電池が無かったので「電池無し」の重さになっています。

サーモスの計量

・空のサーモス…約200g、水を満タン入れて…約700g

ペットボトルの計量

・ペットボトル…約560g

手回し充電ラジオの計量

・手回しラジオ…316g (説明書には電池有りで約351gと記載)

手回しラジオはペットボトルより軽いので、「ずっしり重い」という感じはありません。ショルダーバッグに入れて長時間持ち歩くと徐々に重さを感じるようになるけど、リュックに入れて持ち歩くなら問題なし…な重さだと思います。



「手回し」での充電は…

単4電池が無かったのですが、「手回しで充電できるから問題なし!」と思って人力で使い始めようとしましたが…充電が貯まるにはそれなりの時間の「手回し」が必要でした。

充電時間と容量の目安表


◆15分手回しで内蔵充電30%

これは「手回しラジオの内蔵充電が0%の状態から」の目安なのですが、15分回して内蔵充電は30%。ラジオ聴取は、約2時間分※です。

※「ラジオ音量8レベル」での目安のようです。部屋の中、机に置いて近くで聴くには音量1〜2レベルで充分なので、状況によっては2時間以上使えるのではないかと思います。

ちなみに15分間回しても、スマホ(電源がONにならない状態)の充電は、約2%分にしかなりません。90分の手回しでも、約6%…。意外と充電できないんだなぁ…と思いましたが、スマホの電力消費量が多すぎなのかもしれません。

使用可能時間の目安表


◆手回し充電してみた感想

実際に手回しして感じたのは、何分間も回し続けるのは思っていたより大変ということでした。

「1秒間2回のペース」で回すと充電されます。回すスピードがゆっくり過ぎると充電されません。スピーカーの面に「充電ランプ」があり、ちゃんと充電できていると緑色に光るので、それが目安になります。

ハンドルを回した時の抵抗感ですが、特に重さは感じず「余裕、余裕」といった感じで回すことができました。子供やお年寄りの方の力でも、回すことができるくらいだと思います。

とりあえずラジオを聴きたかったので、「ラジオ聴取2時間」の15分間を目指して回してみましたが…「余裕!」と思っていたのに、回し続けると徐々にハンドルの重さ(抵抗)を感じてきました。

15分間くらいなら何とか(テレビ見て気を紛らわしながらなら)連続で回すことができました。ただ、内蔵充電90%にしようと思うと90分間の手回し…さすがに、連続で回すのはちょっと無理そうです。

内蔵電池が無くならない程度に、数分間ずつ、ちょくちょく回して使おうと思います。



他のものに充電できるのか?

無印良品の「手回し充電ラジオ」から充電できるのは、携帯電話/スマートフォンとなっています。手持ちのもので、他にも充電できるか試してみました。

※商品として充電を対応しているのは、あくまで携帯電話/スマートフォンのみです。

◆モバイルバッテリー(懐中電灯/カイロ機能付き)

このモバイルバッテリーは、防災とは関係なく、旦那さんが以前から持っていた(人からもらった)ものです。懐中電灯と、なぜかカイロの機能が付いています。乾電池を使わずに懐中電灯になるので、手回しラジオで充電できれば電池切れの心配をせずに使うことができるのですが…

モバイルバッテリーの充電

充電時に点灯する赤い光(スリット部分)が付いています。充電できているのでしょうか…。

こちらのモバイルバッテリーです。

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◆自転車用ライト

こちらの記事でご紹介したものです。記事を書いたあと、自分用を購入しました。これも手回しラジオで充電できれば、停電時の明かりとして心強いのですが…

自転車用ライトの充電

こちらも充電時の赤い光が点灯しています。

こちらの自転車用ライトです。

キャットアイ

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◆Fireタブレット7

こちらも自転車用ライトと同じ記事で紹介していますが、停電時に使えたら良いなぁと思っているものなのですが…

タブレットの充電

「充電中」の表示が出ています。ただ、説明書には「タブレット端末は、充電するための必要電力が大きすぎるため対応していません。」との記載が…


◆iPod

かなり古いタイプ(2008年ごろ?)のiPodなので参考にならないかもしれませんが…停電時の娯楽として、これも使えたら良いなぁと思っているものです。

iPodの充電

iPodには、充電中の雷マークが表示されていません。ちなみに手回し充電ラジオの方に表示されている雷マークは、USBケーブルを差し込んだら携帯/スマホを繋いでなくても表示されるマークで、「充電がうまくいっているかどうか」の表示ではありません。

ということで、このiPodへの充電は諦めなくてはいけないようです。


モバイルバッテリーと自転車用ライトへ充電は、不確定ではありますが確認できました。もしこの2つに充電ができなかったとしても、ガラケーとスマホにもライト機能があるので、あまり心配はしていません。

色々試しに繫いだあと、ラジオを聴いていたら急に時計に切り替わってしまったのですが…手回しラジオの内蔵充電が無くなってしまったようで、「電池切れ予告」の表示(電池マーク)が出ていました。手回しだけの充電なので、あまり蓄電できていなかったようです。

電池切れの予告表示




「手回し充電ラジオ」の購入はオススメします

無印良品のものでなくても、「手回し充電ラジオ」は準備しておいた方が良いアイテムだと思っています。

◆ラジオの必要性

昨年の台風で停電を経験し、災害への備えとしてラジオは本当に必要だと感じました。

当時はラジオを持っていなかったので、停電後はTwitterなどで情報収集をしていました。しかし、スマホのバッテリー消費を抑えるために必要最低限の使用にしていたので、停電しているのはどの地域なのか、全体的な被害はどれくらいだったのか…などなど、とにかく「正確で十分な情報」を得ることができませんでした。

「阪神・淡路大震災」を経験した時にラジオの凄さは感じたはずなのですが…。今はすっかりスマホに情報収集を頼ってしまっていたので、手回しラジオが壊れて手放した時、ラジオの必要性をすっかり忘れて買い直しを考えていませんでした。

停電してテレビが見れず、スマホも十分に使えなければ…ラジオは情報収集の心強いアイテムになります。


◆携帯/スマホが充電できる安心感

私が経験した停電は短期間で復旧したのと携帯/スマホを充電する手段があったことで、なんとかバッテリーがゼロになることなく、乗り切ることができました。ですが、これがもっと長期間にわたることで、充電の手段が何も無かったら…バッテリーがゼロになって、かなりの不安を抱いていたかもしれません。

モバイルバッテリーや乾電池は蓄電量に限りがありますが、手回し充電の場合は限りがありません。手回しでの充電では、携帯/スマホにとっては思ったほどの充電量にはならないという残念な部分はありますが、「バッテリーがゼロにならない」というのはこの上ない安心感があります。



日常に「備え」を取り入れること

去る3月11日は、「東日本大震災」が起こった日。8年が経った今でも震災の衝撃は心に残っているので、この時期になると災害に備える意識がいつもより高くなります。

今後の災害に備えて購入を考えていたものの、ついそのままになっていた「手回し充電ラジオ」でしたが、ちょうど「無印良品週間」が始まったので、備えの意識が高まっている勢いもあって購入できました。

私は以前まで、防災グッズを揃えるといえば「災害時にだけ使う」と考えてしまっていました。ですがそれだと、壊れた手回し充電ライトのように点検も忘れてしまって、結局いざという時に使えないことにも…。そういう失敗があったので、それ以降は日常的にも使えるものを選ぶように意識しています。

無印良品の「手回し充電ラジオ」は災害時に使うには機能が少ないので充実した機能を求める人には向きませんが、「日常の中に防災アイテムを取り入れたいな」と考えている人にはちょうど良いと思います。

「せっかくだから積極的に使っていこう」と久しぶりにラジオを聴いていますが、何だかゆったりした気分になって、「ラジオ良いな!」と普通に楽しんでいます。

「手回し充電ラジオ」の、検討や購入の参考になりましたら幸いです。

↓Amazonでも無印良品の商品が購入できるようになりました。

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