血液検査の数値が落ち着いてきた愛猫

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腎不全発覚から約2ヶ月が経ったあたりから、徐々に血液検査の数値が落ち着いてきた愛猫。今までは週1間隔での検査でしたが、今回は10日ほど期間を空けての検査となりました。

過去の検査結果はこちら↓

血液検査の結果 1回目(8/19)

血液検査の結果 2回目(8/23)

血液検査の結果 3回目(8/28)

血液検査の結果 4回目(9/2)〜8回目(9/30)

血液検査の結果 9回目(10/7)

血液検査の結果 10回目(10/15)

血液検査の結果 11回目(10/21)

血液検査の結果 12回目(10/31)

血液検査の結果 12回目

BUN(尿素窒素)
前回 24.1mg/dl
→ 20.5mg/dl (正常値17.6〜32.8)
Cre(クレアチニン)
前回 4.3mg/dl
→ 3.1mg/dl (正常値0.8〜1.8)

Creは前回(10回目→11回目)数値が変わらなかったので「今回も下がっていなかったら…」と心配しましたが、少しではありますが下がっていました。まだまだ正常値の範囲外ですが、検査する度に数値が上がっていた頃の事を思えば、少しでも下がってくれるのは本当にほっとします。

カリウム
前回 3.5mEq/l
→ 3.2mEq/l (正常値3.4〜4.6)
リン
前回 6.0mg/dl
→ 5.5mg/dl (正常値2.6〜6.0)

その他の数値も、悪化する事はなく、落ち着いた状態をキープしてくれていました。カリウムは、点滴にカリウムを混ぜてこの数値※なので、引き続き投与となりました。

※十分な食事がとれていない事が、カリウムが不足している原因の一つとして考えられるそうです。

HCT(ヘマトクリット)
前回 26.5%
→ 26.4% (正常値30.3〜53.1)

今回も、別の器械での測定では「30%くらいはある」という事でした。前回からホルモン投与の間隔を「中3日に1回」から「1週間に1回」に変更しましたが、貧血が悪化する事がなかったので、このまま「1週間に1回」でホルモン投与を続ける事に。


食欲は戻らず

数値的にはかなり落ち着いてきたし、見た目にも以前よりは元気になったように感じていますが、食欲は相変わらず無く、強制給餌が続いています。

ステロイドを服用している時は少しだけ元気になるような感じだったので、「2日に1回」と量を減らしていましたが、食欲はなかなか戻りませんでした。少しでも食欲が戻って欲しい気持ちもありますが、ステロイドを使い始めてから結構日が経つので副作用などが気になり、その辺りの事を先生に聞いてみました。先生の話だと、病気の関係でステロイド無しではダメな子もいるそうで、「副作用が出るギリギリの量で服用し続ける」場合もあるそうです。ただ、やはり長期間の服用はリスクがあるので、先生としてもなるべくなら使用を減らしていきたいとの事…。

そこで、服用の方法を変える事になりました。これまでは「1/2錠を2日に1回」でしたが、「1/4錠を1日1回」服用する事になりました。トータルすると薬の量は同じなのですが、ステロイドの効き目は1日しか持たないそうで、少量でも毎日服用する方が効果が出やすいとの事でした。効果が出やすければ食欲も出て、早く元気になる…かもしれません。そうなれば、ステロイドの服用も早く止める事ができます。

愛猫の場合は、まだこれといった副作用の症状はありませんが、いつ副作用が出るかも分かりません。もう少し、自分でご飯が食べられるようになるまではステロイドの服用が必要だと思うので、様子を見ながら、しばらくはステロイドの服用を続ける事になりました。


歯周病悪化に、コンベニア再チャレンジ

食欲が戻らない原因として、歯周病の悪化もあります。

前回の検査の後、わずかですが食べられる量が増えて喜んでいたのですが、その後、歯周病の悪化の為かペーストを口に入れるとすぐに嫌がるようになり、一時期は治まっていた「シャリシャリ」と音をたてるのを再びするようになってしまいました。今回の検査の数日前には「シャリシャリ」の回数が増え、その度に強制給餌を中断。その後食べるのを嫌がってしまう為、十分なご飯の量を与える事ができていませんでした。体重も2.9kgまで減ってしまっていました。

先生と相談して、以前に投薬を失敗した「コンベニア」を再度投薬してみる事になりました。歯周病が緩和できて、ステロイドで元気が出れば、早く食欲が戻るかも…。「今度は失敗しないようにしてくださいね」と、先生に念押しされてしまいましたが…。

そして、コンベニア投薬から1週間ほど経過。

記事を書いている現在(11/8)のところ、「シャリシャリ」が治まったり、食欲が出て来たといった変化は感じられません…。コンベニアは歯周病に直接効くというよりは「皮膚」に効く抗生物質らしいので、ビルデンタマイシンほどの効果は得られないのかもしれません。ただ、「シャリシャリ」がひどくなっている気配はないので、少なからず効果はありそうです。

「コンベニアを投薬すれば、ビルデンタマイシンは服用しなくて大丈夫」と言われたので、現在はステロイド(しかも1/4錠とかなり小さいサイズ)の服用のみで、投薬は本当に楽になりました。根気のいる強制給餌、投薬、点滴…と、看病の毎日ですが、そのひとつでも楽になると、気持ちの余裕が出てきます。

血液検査の結果も落ち着いてきたし、あとは何とか食欲が出れば…。体重が随分減ってしまったので焦る気持ちはありますが、無理にたくさんの量を与えても嘔吐してしまうだけなので、焦らず、ゆっくり、こまめに強制給餌を続けていこうと思います。

布団にくるまる愛猫

寒くなってきたので、布団に入り込むようになってきた愛猫。

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